2023年度咲くやこの花中学・受験日1/21土曜日 合格発表1/29日曜日
このサイトに訪問されるのは、府立咲くやこの花中学それも芸術分野の受験を考えておられる保護者の方だと思います。
大阪市にある公立の中高一貫校である、府立咲くやこの花中学。
ものづくり(理数系)、言語(文系)、スポーツ、芸術(美術、デザイン)、
4つの専門分野の教育に特化し、それぞれの分野の環境が整った素晴らしい中学校です。
他の学校だと、~科と言いますが、咲くやこの花ではジャンルの名称は分野。
2021年、芸術分野に娘が受験し合格しました。
このサイトは、娘と咲くやこの花中学の受験に取り組み、合格を勝ち取るまでのお話です。
咲くやこの花中学受験、芸術分野の倍率はどのくらい?
定員20名に対して、咲くやこの花中学の芸術分野の倍率は毎年4倍を下ることはありません。
2021年、芸術分野の志望者数は86名で倍率は、4.3倍。
ものつくり(理系) 志望者数138名 倍率6.3倍
言語(文系) 志望者数96名 倍率4.8倍
スポーツ 志望者数62名 倍率3.1倍
2022年度の志願者数と倍率はこちら。
咲くやこの花中学の受験倍率を見て、ものつくりと(理系)比べると、倍率が少ない。
何だかいけそうな気もしますが、毎年80名を超えるお子さんが受験しています。
咲くやこの花中学の芸術分野を受験した60名あまりが不合格になっている現実があるのです。
咲くやこの花中学受験、分野別の誤解があるって本当?
咲くやこの花中学受験の倍率は、ものづくりが、言語、芸術、スポーツの順で倍率多くなっています。
そのため残念ながら咲くやこの花中学受験で、分野別の誤解があるのは本当です。
平たくいえば、ものつくりと言語は勉強が出来る、芸術とスポーツは2つの分野ほどの偏差値ではないことを言われます。
咲くやこの花中学で学んでいる娘に聞いてみました。
分野が違う生徒でクラス編成がされ、お互いリスペクトしているので、分野をけなすなどは無いと言います。
咲くやこの花中学だけではないですが分野別の偏差値どうこうは、子どもたちの発信ではありません。
絵のうまい子とスポーツの得意な子が勉強は、それほどでもないって一部の大人の根拠のない思い込みからの発信です。
そもそも絵または、スポーツが得意な生徒がそこまでディスるほど勉強ができないとなれば、咲くやこの花中学の受験に合格なんてできません。
4つの分野の倍率に差が出る理由は?
どうして、ものつくり(理系)と言語(文系)の倍率が高いのでしょう?
芸術もスポーツも咲くやこの花中学で学ぶためには、一定レベルの能力が求められます。
芸術分野は、絵が好き・図工が好きな子が受験しますが、調べると「好き」だけでは受かっていません。
芸術分野に合格したほとんどの子は、咲くやこの花中学の受験対策をしているアートスクールに通っていました。
つまり芸術とスポーツ分野はある程度、素地がある子が咲くやこの花中学を受験し、合格しています。
展示物を見ていると、アートが好きでたまらない技術力もすでに高い子が受かっています。
そのような理由だから志願者数が、他の2分野にくらべて少ないため倍率が低いのは、当たり前です。
今後も、2つの分野がものつくりの倍率を超えることは無いでしょう。(2021年当時)
*2022年度は、芸術の倍率が言語を超えました、詳しくはこちら。
咲くやこの花中学・芸術分野のニッチな情報満載!
中高一貫校としてユニークな校風である咲くやこの花中学は、非常に人気の高い中学校です。
子供の個性を大事にする中学校なので、受験問題も個性的。
受験対策が難しいと言われるので有名な学校。
大手塾のようなノウハウはありませんが、体験者のみが語れるニッチな情報を提供。
娘1人の体験談ですが、少しでも参考になれば幸いです。