最新!2023年度・咲くやこの花中学の受験倍率は?

2023年度咲くやこの花中学・1/21土曜日 合格発表1/29日曜日

2022年度より、「市立」から「府立」になった咲くやこの花中学。

それまでは、大阪市内に在住していることが受験条件でした。

大阪府下に在住の小学6年生が受験できることになって2年目の2023年、受験の倍率は変わったのでしょうか?

2022年度・咲くやこの花中学受験倍率は、どうしたらわかるの?

2023年度の咲くやこの花中学の志願者数と倍率は、咲くやこの花中学の公式サイトでは発表されていません。

では、2023年度の咲くやこの花中学の志願者数と倍率どこでわかるのでしょうか?

それは、大阪府のHPにアクセスするとわかります。

令和5年度大阪府立中学校入学者志願者数について」にアクセスできます。

PDFまたは、エクセルファイルをクリックすると情報がダウンロード可能です。

2023年度・咲くやこの花中学志願者数と倍率

令和5年1月7日、大阪府公式サイト発表によると咲くやこの花中学の志願者数は、総計318名

2023年度咲くやこの花中学の志願者数と倍率は以下のとおりです。

*当サイトオリジナル画像のため、無断転載禁止

2023年度の芸術(美術・デザイン)の志願者数は、102名。

募集人員20名なので、倍率は5.1倍です。

2023年度・芸術分野の受験倍率が、ついに3つの分野を超えた!?

2023年度の芸術分野の志願者は、劇的な事が起きました。

それは、一番倍率の高かったものつくり分野の志願者が減ったことです。

今までものつくり分野が3桁の志願者数をきることがなかったのです。

けれど2023年のものつくり分野は99名の志願者でした。

ついに2023年は芸術分野がものつくりの倍率を超え1番高い倍率になったのです!

2022年度の受験情報は以下のとおりです。

*当サイトオリジナル画像のため、無断転載禁止

2023年度は、前年度より8名減ったので倍率も下がりました。

他の分野は2022年より志願者の減少がみられますが、芸術分野のみが減っていない印象です。

2023年度は3つの分野の倍率を芸術が超えましたが、理由があると思いました。

2023年度・他の分野の志願者が減った理由は?

他分野の志願者が減ったのは、単純に合格する確率の高い中学受験に流れたと考えられます。

受験に一か八かは、無謀です。

小学生に不合格で辛い思いをさせたくない気持ちもわかります。

地元中学以外を進学させるのであれば、確実に合格する受験を考えるのは当たり前です。

中学から高校までの一貫校で、中学にくらべて高校は中学ほど人気が高くないところも気になる方には気になるでしょう。

では、なぜ芸術分野の志願者数だけが減らないのかといえば、2023年にも書きましたが咲くやこの花中学に行けば、質の高い美術教育が受けられるからです。

ただ、それだけではないようにも思えるのです。

2023年も芸術分野の志願者が多いのはなぜ?

小学生の子供が受ける芸術分野の試験は一見簡単そうに見えます。

今だから言えますが、合格したお子さんの絵を初めて見た時に「これで合格するの?」と思いました。

私のように思った親、お子さんはいると思います。

けれど受験対策をするうちに、合格した絵の凄さがわかってきたのです。

デッサンが出来ているお子さんも受験し合格していますが、うちの子を含めて自由帳に描いたような絵が合格しています。

娘の受験を体験して思ったのですが、自由帳に描かれたような絵は自由帳に描く絵とは根本的に違いました。

合格した子は、まず美術の基礎力があります。

合格した子がアート教室に通っているお子さんばかりなのは、もともと図工が得意なところでさらに学んでいるからです。

それは学校の授業だけでは身に付きません。

体操選手になろうとしているお子さんが体育の授業だけでOKじゃないのと一緒です。

美術を学んでいくうえで必要な技法はこれから学んでいくので12歳で大人並のデッサン力は求められません。

今の年齢の発想力、表現力をどこまで見せられるかが受験対策です。

受験には「記念受験」というものがあります。

芸術分野の受験の志願者数はこの「記念受験」の要素が強い様に思えます。

美術部入部必須で、本気で美術が好きなお子さんでなくてはきつい学校生活になります。

毎日絵を描けないなんてあり得ないと思うくらいのお子さんでなければ辛いカリキュラムです。

ちなみに娘は家に帰っても毎日、絵を描いています。

友達とのプレゼント交換は「オリジナルのデジタル絵」。

そんな子たちが学んでいるのが芸術分野なのです。

娘の時に学校説明で、まず6年間美術を学びたいか?よく考えて受験してくださいと言われました。

受かったけれど周りお子さんほど美術が好きでなかったことがわかり転校されたという前例があるからです。

2023年度・咲くやこの花中学の受験倍率は?のまとめ

2022年の咲くやこの花中学全体の志願者が390名。2023年は319名の志願者なので81名減っています。

芸術分野の志願者と倍率は、2022年より減りましたが分野では一番倍率が高くなりました。

これは、芸術を学ぶのに優れた環境だと認められた証明です。

頑張ったお子さんに、見事なサクラが咲きますように。

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