大手塾が困る問題って?
大手塾でさえ、対策が難しいと言われる理由は受験問題が
一筋縄では行かないからです。
もちろん、基礎学力が必要な問題も出ています。
令和4年度過去問題は、こちらでもダウンロードできます。
一般的な模試に出題される問題とは異なり、
子供の思考力、独創性をはかるような問題がでます。
つまり「正解」の範囲が広いのです。
娘が志望したのは、芸術分野。
受験サイトでは、誤解されやすい芸術分野とスポーツ分野。
実技だけが上手ければ合格ではありません。
そこそこ学力が無いと合格しないし、その後の中学生活がついていけません。
全分野が受験する適性検査Ⅰでは、
自分の考えをまとめ、表現する作文問題もありました。
赤本って必要なの?
他の学校だと赤本=過去問題を何度もやるのは効果があると思います。
咲くやこの花中学の赤本は、他の中学受験校より発行が遅かったです。
9月の初旬にやっと発売されていました。
2022年度つまり、2023年受験用は、2022年9月19日発売予定です。
プリント形式の過去問題集は、販売しています。
最新版・過去問題はダウンロードできる?
昨年度(2022年)の適性検査(試験問題)は、大阪府のサイトからダウンロード出来ます。
ただしダウンロードできるのは、最新の問題だけです。
一昨年で良かったら赤本入手なら、フリマサイトを利用しても良いと思います。
過去問題から同じ問題が出ることはないので、出題の仕方と傾向の雰囲気をつかむ目的です。
芸術分野合格には、どんな勉強をすれば良いのか?
芸術分野の試験対策は主に、絵の特訓です。
成績にもよりますが、基礎学力がついていることが必須だと思います。
学校に行って、展示物などを見ていると勉強が苦手なお子さんには
ハードな学校だと思いました。
咲くやこの花中学は、芸術分野なら公立小学校で成績の中の上くらいから上の
お子さんが合格している傾向があります。
もちろん、学年で学力がトップクラスのお子さんもいます。
適性検査Ⅰの教科は国語と算数です。
小学校高学年で絵だけ抜群だけど、ほかは厳しい場合、
受験関係なくその後の中学校が大変です。
早い段階で、プロ=塾または家庭教師を利用して基礎学力を固めましょう。
ここで大事なのは、受験のためにする勉強ではなく基礎学力がためです。
学力が安定していると◆スマイルゼミ◆ もオススメです。
小学生新聞で時事問題に興味を持たせる。
今どきは、新聞をとっている家が少なくなりました。
そこであえておすすめしたいのが、小学生新聞です。
なんで、小学生新聞が受験に役に立つの?
大手の新聞社であれば、小学生新聞を発行しています。
大人が読んでも面白いです。
なぜ小学生新聞がオススメなのかと言えば、
時事問題をものすごくわかりやすく
解説してくれているからです。
咲くやこの花の適性検査Ⅰには、作文問題があります。
作文問題で題材にされるのは、時事問題に絡んだことが多いです。
環境問題、国内外の政治、社会情勢、福祉と幅広い話題を提供してくれます。
普段から読書量の多い子なら、情報の引き出しも多いから大丈夫ですが、
そうでない場合は小学生新聞を読むことで効率よく、情報を得られます。
そうなると、自分で考えることになり自分の言葉で気持ちを表現できるのです。
例えば、『生活ゴミがたくさん出て世界中で困っています。あなたならどうしますか?」
という作文問題が出たとします。
普段から新聞等で、時事問題のキーワードさえ目にしていない場合は、
「みんなでゴミを減らせば良いと思います。」程度の核心にせまらないありきたりな発想。
自分の考えを持っていると、作文に目の付け所と表現の深みの差が出ます。
時事のキーワードを知っていると、書く内容が違ってきました。